Contents
1.お金のことは本での学習から始めるといい理由
私たちの生活で欠かせないもの。身近にあるもののひとつに「お金」があります。
この「お金」という存在については、
どんな人でも「あればあるほど良いだろう」と、一度くらいは思うものです。
しかし、意外とお金の勉強をしている人は少ないのが現実です。
お金について必要な情報を知るために、noteやTwitter、Google検索を活用するのも良いですが、
この記事では「まずは本で学ぶ」というテーマでお話しします。
この記事にたどり着いた方は、
・お金の基礎知識を学べる本が知りたい
・老後資金や資産運用についての本を知りたい
・お金の学びを深めながら投資の考え方を学べる本が知りたい
という方が多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、お金の知識を学べる本を以下の4つのテーマに分けて紹介したいと思います。
①お金の基礎知識を学べる本(初心者向け)
②資産運用から老後資金について学べる本(中級者向け)
③お金を増やすための思考を学べる本(中級者・上級者向け)
④お金の教養を深めながら投資について学べる本(上級者向け)
2.お金について学ぶなら、読むべき20冊の本はこれ!
◇お金の基礎知識を学べる本(初心者向け)
1.節約・貯蓄・投資の前に 今さら聞けないお金の超基本(坂本綾子・泉美智子共著)
2.漫画 バビロン大富豪の教え 「お金」と「幸せ」を生み出す五つの黄金法則(原作 ジョージ・S・クレイソン著)
3.99%の人が気づいていないお金の正体(堀江貴文著)
4.年収200万円からの貯金生活宣言(横山光昭著)
5.誰も教えてくれないお金の話(うだひろえ著)
◇資産運用から老後資金について学べる本(中級者向け)
6.図解・最新 難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!(山崎元 著)
7.超ど素人がはじめる資産運用(風呂内亜矢著)
8.脱・老後破産マニュアル(長崎寛人著)
9.一般論はもういいので、私の老後のお金「答え」をください!(井戸美枝著)
10.「老後の資産形成をゼッタイ始める!」と思える本(野尻哲史著)
◇お金を増やすための思考を学べる本(中級者・上級者向け)
11.投資家が「お金」よりも大切にしていること(藤野英人著)
12.バフェットの投資原則 – 世界No.1投資家は何を考え、いかに行動してきたか(ジャネット・ロウ著)
13.となりの億万長者〔新版〕- 成功を生む7つの法則(トマス・J・スタンリー著 ウィリアム・D・ダンゴ著)
14.改訂版 金持ち父さん 貧乏父さん:アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学(ロバートキヨサキ著)
15.いま君に伝えたいお金の話(村上世彰著)
◇お金の教養を深めながら投資について学べる本(上級者向け)
16.ビジネスエリートになるための 教養としての投資(奥野一成著)
17.賢明なる投資家 - 割安株の見つけ方とバリュー投資を成功させる方法(ベンジャミン・グレアム著)
18.貯金が1000万円になったら資産運用を考えなさい(内藤忍著)
19.敗者のゲーム(チャールズ・エリス著)
20.ウォール街のランダムウォーカー(バートン・マルキール著)
それでは次の章以降で、それぞれの本について一緒に確認していきましょう。
3.お金の基礎知識を学べる本(初心者向け)5選
お金の基礎知識を学ぶためにはまずはお金の仕組みを知ることが大切です。
お金は生活に不可欠ですが、お金のことを考えるのが苦手な人も多く、
お金の基礎知識や仕組みを知らないがために、
収入と支出のバランスが悪くなったり、一向にお金が貯まらないといった悩みが出てきます。
まずはお金の仕組みや考え方、貯金の仕方についてわかりやすく解説した本を5冊ご紹介します。
3-1.節約・貯蓄・投資の前に 今さら聞けないお金の超基本(坂本綾子著・泉美智子著)
近年、お金をとりまく状況がダイナミックに変わってきています。
例えば、カードやオンライン決済の普及で現金が手元になくても生活できるようになってきました。
また、人生100年時代を迎え、生き方や働き方を見つめ直す機運が高まっています。
本書はこのような状況の変化についていけていない人や、
お金のことを習わないまま大人になってしまった人などに向け、
一から学び直すための情報を紹介しています。(「BOOK」データベースより)
3-2.漫画 バビロン大富豪の教え 「お金」と「幸せ」を生み出す五つの黄金法則(原作 ジョージ・S・クレイソン著)
世界的ベストセラー、100年読み継がれるお金の名著「バビロンいちの大金持ち(The Richest Man In Babyron)」が、有名少年誌受賞者の圧倒的画力で漫画化!
漫画だから、お金に悩まず自由な人生を送るための真理があっという間に読めます!
しかも最後は泣けます。(amazonより)
3-3.99%の人が気づいていないお金の正体(堀江貴文著)
「貯める人ほどバカをみる! 」
堀江貴文が教える、新時代の「稼ぎ方」と「生き方」
お金の「正体」とはそもそもなんなのか。
なんのために生まれて、これからどのようにカタチを変えるのか――。
日本で暮らしているのであれば、たとえば「1万円札」に「1万円分」の価値があると 信じて疑わない人が大多数だろう。
しかし、お金の「本質」を知らずにいては、必ずバカをみる。
本書ではお金の歴史や、「投資」「貯金」「終身雇用」「起業」「株式会社」など、ベーシックな項目も押さえつつ、
「サブスク」「クラファン」「キュレーション」「セルフブランディング」「ダイナミック・プライシング」など、
最新のお金の動きについても解説。
新時代の「稼ぎ方」と「生き方」について理解を深めて頂ける1冊である。(amazonより)
3-4.年収200万円からの貯金生活宣言(横山光昭著)
こんな時代だから、やっぱり私たち、貯金します!
「貯金」があれば、不安も不況もだいじょうぶ。
3800人の貯金ゼロ家計を再生させてきた凄腕コンサルタントが、
どんなに収入が少なくても、どんなにお金が貯められなくても、
一生使える「貯金力」を伝授します。(amazonより)
3-5.誰も教えてくれないお金の話(うだひろえ著)
お金が貯まらないのって、そういうことだったの?
思わず「目からウロコ」が連続の誰も教えてくれないお金の話。
一生使える“お金の智恵”が詰まったコミックエッセイが登場!
横浜郊外でカフェを営む若夫婦。
お洒落で素敵な生活を送るハズが、家計の実態は火の車。
「なんで?どうして?」若夫婦がやってしまったお金の間違いとは…?
著者が、家計、会計、住宅ローン、保険、年金、資産運用、出産、
子育てについて、数多くの失敗を乗り越えて体当たりで学んでいく、
楽しくてタメになる一冊です。(amazonより)
4.資産運用から老後資金について学べる本(中級者向け)5選
お金の仕組みがわかったら、次のテーマは効率の良い資産運用の方法や老後資金について学んでいきましょう。
ここではある程度お金の基礎知識を学んだ人におすすめの本を5冊ご紹介します。
4-1.図解・最新 難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!(山崎元 著)
ベストセラー「難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!」が新しくなって帰ってきました。 マイナス金利や個人型確定拠出年金(iDeCo)、つみたてNISAなど最新の情報にアップデート!
しかも図やイラストが大きくなって、よりわかりやすくなりました! 山崎元先生の毒舌も健在です。(出版社からのコメント)
知識や用語などまったく分からない投資初心者でも分かるような内容です。
お金について今まで全く考えてこなかったという人や、これから社会人となる人が、お金について知るための入門書。
イラスト付きなので誰でもお金について学べる本です。
4-2.超ど素人がはじめる資産運用(風呂内亜矢著)
「少しお金のことも考えてみよう」と思い立った初心者の方を対象に、
大切なお金を守り、増やしていくやりくりの仕方を丁寧にわかりやすく解説した1冊。
貯蓄、保険、株式投資、債券投資、外貨投資、FX、投資信託などのお金にまつわる基本知識が身につきます。
豊富な図解やイラストがあるので、簡単にすらすら理解できるようになっています。(出版社より)
4-3.脱・老後破産マニュアル(長崎寛人著)
よく言われる「老後資金3000万円」はデタラメな試算です!
貯蓄より、まずすべきは医療・介護のリスク対策。
お金の専門家や金融機関に頼ったマネープランでは老後の不安は解消できません。
90歳で全員「姥捨て山」行きです。
貯蓄より、まず医療・介護のリスク対策が先です。
40代~50代に向けて、「老後破産」という最悪のシナリオを避けるための、
適切な考え方と有効な対策を公開します。(amazonより)
4-4.一般論はもういいので、私の老後のお金「答え」をください!(井戸美枝著)
人生100年と呼ばれる時代が到来。
長生きするほど必要な「老後のお金」を
どうつくっていくかを今から考えましょう。
お金のつくり方は自分の生き方そのものです。
答えが図解でよくわかる!老後のお金の不安にずばり答えます!(amazonより)
4-5.「老後の資産形成をゼッタイ始める!」と思える本(野尻哲史著)
「老後難民女子度チェックシート」をつけて、
今すぐ準備を始めると決意してください(野尻)
【マネー初心者】のためのお金の増やし方を
【資産形成の第一人者】が超わかりやすく解説。
不安だけど何をしたらいいのかわからない人は、この一冊から始めましょう!
「老後難民」という言葉を生み、「老後資金2000万円」報告書の作成にもかかわり、
マネーセミナーのカリスマ講師としても知られる著者が、
なぜ資産運用が必要なのかを説き、定年後の準備とその具体的な方法を解説します。
「資産の何%を老後資金の準備にあてればいいのか?
それを何%で運用し、いつまでにどのくらいのお金を準備すればいいのか?
さらに定年後は何%で運用し、どのくらいのペースで取り崩せばいいのか」?
といったギモンを具体的な「数字」で説明。
マネー初心者の主婦をはじめ、資産運用の経験がない人、数字が苦手な人でも、
“簡単”に“わかりやすく”理解できる、
老後準備の「はじめの一歩」を踏み出すきっかけとなる一冊です。(amazonより)
5.お金を増やすための思考を学べる本(中級者・上級者向け)
お金の基礎知識を学び、老後の資金や資産運用について計画を立てるには
お金を増やすための思考・考え方が重要になってきます。
そこでお金について学ぶために必要な思考・考え方を学べる以下の5冊の本を紹介します。
5-1.投資家が「お金」よりも大切にしていること(藤野英人著)
本書は、私が投資家として20年以上かけて考えてきた「お金の本質とは何か」の結論を一冊に凝縮したものです。
特に、これからの日本を担う10代、20代に読んでもらいたい。
なぜならお金について考えることは、自らの「働き方」や「生き方」を真剣に考えることと同義だから。
若いうちにお金の見方が変われば、自分の人生や社会に対する見方も大きく、良い方向へと変わっていくでしょう。
理想論を言っているのではありません。
お金の本質を全く考えずに良い人生を歩んでいくのは、現実的に不可能なのです。
カネの話は汚い、金儲け=悪だと思っている人は、世の中について何も知らないことを、自らさらけ出しているのかもしれませんよ。(amazonより)
5-2.バフェットの投資原則 – 世界No.1投資家は何を考え、いかに行動してきたか(ジャネット・ロウ著)
投資の腕をあげたければ、達人のやり方を学ぶのが一番だ。
わずか1万ドルを元手に、株式投資だけで総資産620億ドルを築いた希代の投資家の哲学と手法を、その言葉と行動から解き明かす。
新版では、バフェットの社会貢献に関する章が新たに加わり、投資の達人が人生の達人でもあることが明らかにされる。(amazonより)
5-3.となりの億万長者〔新版〕- 成功を生む7つの法則(トマス・J・スタンリー著 ウィリアム・D・ダンゴ著)
橘玲氏推薦!
世紀を超えて読まれ続けるロングセラー!
億万長者とは、実際どんな人々なのか?
―アメリカ富裕層研究の第一人者であるスタンリー博士とダンコ博士は、
1万人以上の億万長者にインタビューとアンケートをして、
資産や年収、職業、消費行動のタイプを徹底的に調査。
結果は驚くべきことに、彼らのほとんどはありふれた職業と家庭をもつ「普通の人々」だったのだ!
では億万長者でない普通の人々や、所得は多くても資産の少ない人々と、彼らはいったいどこが違うのか?
本書は、そうした本物の億万長者の日常の暮らしぶりから学ぶべき「7つの法則」を導き出し、
成功と幸福を手に入れたい読者に伝授する。
多くの読者を得た実績あるロングセラーが、コンパクトな“新版”として登場!(「BOOK」データベースより)
5-4.改訂版 金持ち父さん 貧乏父さん:アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学(ロバートキヨサキ著)
この本は…金持ちになるためにはたくさん稼ぐ必要があるという「神話」をくつがえす。
持ち家が資産だという「信仰」を揺るがす。資産と負債の違いをはっきりさせる。
お金について教えるのに、学校教育があてにできないことを親にわからせる。
そして、お金について子供たちに何を教えたらいいかを教えてくれる。(「BOOK」データベースより)
5-5.いま君に伝えたいお金の話(村上世彰著)
お金は汚い、お金儲けはいやらしい。そう決めつけて、お金について学ばないのはもったいない。
なぜなら、お金は人を幸せにする便利な道具だから。
好きなことをして自由に生きる。
困っている人を助けて社会を良くする。
そのためにはお金をどう稼いで使って増やしたらいいのか?
誰よりもお金に詳しいプロが、お金との付き合い方を教えます。(amazonより)
6.お金の教養を深めながら投資について学べる本(上級者向け)
貯金を続け、お金の教養やリテラシーを磨き、老後の資金や資産運用について計画的に考えていけるようになったら、
次はお金との付き合い方を根本的に見直していきましょう。
そして積極的に賢く投資をする術について学んでいきましょう。
ここではお金の基礎知識や資産運用について学んだ後に考えていきたい「投資」について学べる本を5冊の本を紹介します。
6-1.ビジネスエリートになるための 教養としての投資(奥野一成著)
人生100年時代、「老後に2000万円が必要」と言われて多くの人が絶望的な気持ちになっている。
しかしはたしてそうだろうか?
それはろくに「投資」を学ばず、お金を銀行に預けっぱなしにしてきたからではないだろうか。
日本人は投資を知らなさすぎる。
投資と投機は違う。
投資は危険なものではないし、いかがわしいものでもない。
資本主義の健全な形態である。
投資が盛んになり、優良企業にお金が集まるようになれば、日本の景気もよくなるはずだ。
農林中金バリューインベストメンツで抜群の実績を上げるCIOが、
本来の投資のあり方とその哲学、長期投資のコツ、優良企業の見極め方などを、
歴史的な背景や実例を交えながらわかりやすく解説する。(amazonより)
6-2.賢明なる投資家 - 割安株の見つけ方とバリュー投資を成功させる方法(ベンジャミン・グレアム著)
バフェットが師と仰ぎ、尊敬したベンジャミン・グレアムが残した「バリュー投資」の最高傑作!
株式と債券の配分方法、だれも気づいていない将来伸びる「魅力のない二流企業株」や「割安株」の見つけ方を伝授!
場中や、明日、1カ月後の値動きを全く気にしない「投資法」・・・
原書は、今でもアメリカでロングセラーであり続けている古典的名著。
数十年前から時代遅れな本といわれ続けながらも、やはり真理とは普遍的なものであり、人々に必要とされてきた書物である。
ITバブルがはじけた今、バリュー投資を勉強したいと願う方には、バフェットの本とともに、お勧めしたい「投資家の教科書」である。(amazonより)
6-3.貯金が1000万円になったら資産運用を考えなさい(内藤忍著)
貯金1000万円以上の人のための着実な投資入門
銀行預金だけではどんどん目減りします!
投資信託、ETF,REIT等金融商品から、
ブーム前夜の海外不動産、ワインなど現物投資までを完全網羅!
初めての<資産額別>投資ガイドブック!
きちんと学べば、資産は殖やせます。
大人気の資産設計アドバイザーが教える、守り・殖やすための「黄金のルール」!(amazonより)
6-4.敗者のゲーム(チャールズ・エリス著)
投資で成功するというのは、難しい証券分析などの専門知識や経験を身につけることではなく、
ましてや短期的に市場を出し抜こうとすることでもない。
市場平均利回りを上回る(=市場に勝つ)ことがきわめて難しくなった今、
最も簡単かつ結果の出る方法は、インデックス・ファンドを活用することである。
全米累計100万部を超えるロングセラーの最新版。
プロ・アマ問わず幅広い投資家に向けたメッセージとして、時代を超えて読み継がれる運用哲学のバイブル。
6-5.ウォール街のランダムウォーカー(バートン・マルキール著)
1973年の初版以来、全米累計150万部を超え、
「投資の名著」として絶賛されるベスト&ロングセラー、
A Random Walk Down Wall Streetの最新版。
本書の主張は「インデックスファンドへの投資がベスト」というシンプルなものだが、
類書と異なる点は、なぜ他の投資方法がインデックス投資に比べて劣っているのかを、
データを示してしっかり論じているところだ。
過去のデータを鑑み、アクティブファンドの長期リターンが市場平均を下回ることを証明し、
「猿がダーツで選んだポートフォリオを運用するのと等しい」とこき下ろすあたりは、読んでいて痛快かつ明快である。
硬派な内容でありながら、数式はほとんどなく、グラフや表を多用しており、初心者にも理解しやすくなっている。
間抜けなテクニカル分析手法やチューリップからITに至るバブルの話など、読み物としても面白く読める。(amazonより)
7.まとめ|お金について学べるおすすめの本20選!お金の知識を身につけよう。
いかがでしたでしょうか。
この記事では、お金について学べるおすすめの本20冊を以下の4つのテーマに分けて紹介してきました。
①お金の基礎知識を学べる本(初心者向け)
②資産運用から老後資金について学べる本(中級者向け)
③お金を増やすための思考を学べる本(中級者・上級者向け)
④お金の教養を深めながら投資について学べる本(上級者向け)
お金に関する本はたくさんあります。
まずは興味のある本から手にとって、お金の基礎知識や貯金の方法を学び、資産運用・老後資金などの基本も理解しましょう。
貯金が増えるに従って、投資についての学びも重要になってきます。
お金についての学びは長期目線で、人生のステージに合わせて向き合っていくことをおすすめします。