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1.はじめに
そして、毎月の貯蓄に慣れてきたら、次の大きな目標となるのが貯蓄1,000万円!
1,000万円はそう簡単に貯まるものではないですが、
だからといって「給料が安いから私には無理……」などと諦める必要もありません。
高年収でなくても1,000万円をできるだけ速く貯めるにはどうしたら良いのでしょうか?
この記事では、低収入であっても1000万円貯めるための秘訣と、貯め上手な人の素敵な習慣についてご紹介します。
2.低収入でも大丈夫!まずは100万円を貯めるのが目標達成の第一歩
貯蓄1,000万円という大きな目標を達成するためには、
貯蓄体質になること、そして資産運用にチャレンジすることが必要不可欠です。
「給料が余ったら貯蓄する」という姿勢ではお金は貯まりません。
まず、「先取り貯蓄」で毎月決まった金額を貯蓄に確保しましょう。
貯蓄ができる環境ができたら、いよいよ貯蓄1,000万円に向けて準備します。
毎月コツコツ貯蓄しているだけでは時間が掛かってしまうので、スピードアップをするには資産運用が有効です。
はじめに、運用資金となる100万円を貯めることから始めましょう。
3.貯金上手の習慣と、楽しく上手に貯金をする12の方法
では、具体的にどのようにして運用資金の100万円を貯めていけばいいのでしょうか。
ここでは、貯金が上手な人の習慣と、楽しく上手に貯金をする12の方法について解説します。
3-1.お財布の中を整理する
お金が貯まる人の財布はいつもスッキリとしています。レシートやポイントカードでパンパンということはありません。
クレジットカードも2枚以内と少なめな人が多く、買物用や、ポイントなどの特典用など用途に合わせて使い分けています。
一日の終わりにはレシートを整理して、家計簿をつけたり、今日使ったお金を確認したりしている人がほとんどと言っても過言ではありません。
毎日財布を見ているので、お金が今いくら入っているかを把握しています。
そのため「何に使ってお金が無くなったか分からない」ということがありません。
3-2.家の中も整理する
貯金上手な人は、財布だけではなく部屋もスッキリとキレイに片付いています。
整理整頓されているので、どこに何がどれだけあるかを把握できています。なので、家にあるのにまた買ってしまう…というような失敗もありません。
クローゼットや引き出し、冷蔵庫の中などもスッキリすると、今ある物が把握しやすくなり、無駄な買い物を減らすことができます。
3-3.早起きをする
朝早く起きることで、自分でお弁当を作ったり、マイボトルを用意してお茶やコーヒーを淹れたりと節約につながる行動ができます。
朝ごはんもしっかり摂れるので、コンビニなどで食べ物を買うようなこともありません。
時間に余裕があれば、健康のために一駅分歩くこともできます。ギリギリまで寝てしまって、バタバタと出勤し遅刻しそうになってタクシーを使ってしまった…なんてことも起こりません。
3-4.食材はまとめて購入する
お金が貯まる人は、週末や曜日を決めて食材をまとめ買いをしている人が多数。献立を考えて買物リストを作り、一週間で使い切るようにしています。
傷みやすい葉物野菜やどうしても足りなくなった食材だけを途中で買い足すなど工夫をして乗り切ります。
頻繁にスーパーに行かないように意識することが大切。毎日のようにスーパーに行くと、お得だからと買う予定のなかったものまでつい買ってしまうことがあるからです。
3-5.迷ったら買わない
見るだけのつもりが一目惚れをしてつい服や雑貨を買ってしまった…なんてことも多いはず。買物は「今必要なものだけ」「迷ったら買わない」を心がけるのがおすすめ。
欲しいという気持ちは一過性のことがほとんど。「あると便利だから」「この値段なら」の中途半端な衝動買いは「結局、使わなかった」と無駄に終わることが多いものです。
貯め上手さんは買い物も計画的。例えば服なら、季節ごとに自分の欲しい物をリストアップしています。
3-6.コンビニに用事もなく入らない
コンビニには用事がある時以外、立ち寄らないようにしているのもお金が貯まる人の特徴です。コンビニは便利ですが誘惑も多い場所。入ってしまうとつい新発売のお菓子などを買ってしまうことも。一回の金額が少ないので油断しがちですが、回数がかさむと出費も大きくなってしまいます。
3-7.頻繁にATMに行かない
お金が貯まる人は月に1、2度しかATMに行かない人が多いようです。「無くなったら下ろせばいい」という考えは改めて。その中でやりくりすることが節約にも繋がりますよ。
また、時間外やコンビニなどで何度も下ろしていたらその度に手数料がかかってしまいますよね。
3-8.自分に本当に必要な物を見極める
お金が貯まる人は、他人基準での買い物はしません。皆が持っているから最新のスマホを買う。親しい人が家を買ったから、大きな車に乗っているからなど、人に影響されたり他人の目を気にしたりして買物をすることはありません。
本当に自分に必要なものは何なのか、周りに左右されずに決めることができるのも大きな特徴です。
3-9.キャッシュレス決済をする
同じ買い物をするのでも、現金で支払うのではなくクレジットカードや電子マネーで支払いをすると、ポイントが貯まってお得になります。
また、電子マネーへのチャージをクレジットカードで行うことで、ポイントの二重取りができる場合もあります。
3-10.1年間のお金のプランを立てる
貯め上手さんは、月ごとだけではなく年間を通してお金のプランをあらかじめ立てています。税金や車検、家電の買い替えなど今年必要になるお金を念頭において管理していきます。
ボーナスを賢く活用したり、今月が黒字になったとしても「数ヶ月先に使う予定があるから取っておこう」などと意識してお金を使います。
3-11.ライフプランをしっかり立てて大きなお金は計画的に使う
貯め上手さんは、大きなお金こそ計画的に貯め、必要とあらば迷いなく使います。自分のライフプランを見越して、結婚やマイホーム、車の買い替え、老後資金、教育費など将来自分に必ず必要となるであろうお金はコツコツと準備しています。
また、スキルアップや資格取得など将来こうなりたいと思う自己投資にもお金を惜しみません。無駄買いをしない一方で、お金を生かす使い方をしています。
3-12.「使う貯金」と「将来の貯金」2つの貯金を使い分けて考える
お金が貯まる人は2つの貯金を使い分けてもいます。先程の1年間のプランは「使う貯金」。10で紹介したマイホームの頭金や教育費などは「将来の貯金」になります。それぞれを分けて管理し「将来の貯金」には絶対に手を出さないようにしています。
4.お金が貯まる「2:6:2の法則」を活用しよう!
お金を貯めるにあたって、オススメなのは「2:6:2の法則」です。これは、自分の手取りを2割貯蓄、6割生活費、2割自己投資に当てはめて管理するもの。例えば、ボーナスを抜いた年収が250万円(月収21万円・手取り17万円程度)の人の場合、手取りをこの「2:6:2の法則」に当てはめると、貯蓄3.4万円、生活費10万円、自己投資3.4万円となり、毎月最低3.4万円を貯蓄できます。
実家暮らしの人は一人暮らしよりも生活費が浮くので、その分プラスして貯蓄に回しましょう。すると、一人暮らしで毎月3.4万円貯蓄した場合は約2年半、実家暮らしで毎月5万円貯蓄した場合は1年8カ月で100万円が貯まる計算になります。
5.まずは100万円で、資産運用の道も開ける
100万円を貯めた後、それを元手に1,000万円を貯める方法は様々。同じように毎月先取り貯蓄をしつつ、100万円から毎月5万円を年利3%の商品に投資した場合、約13年6カ月で目標の1,000万円を手にすることができます。
ただし、ハイリターンのものはリスクも高くなるため、最初のうちは安全性の高いビギナー向け商品から始めるのがおすすめ。経験と知識を積んでから徐々にステップアップして様々な商品に挑戦するといいでしょう。
また、一つの商品に集中投資するのではなく、複数の商品に分散投資することもリスク軽減につながります。投資信託を扱っている会社のホームページには、積み立てシミュレーションを設置しているところも多いです。自分にあった積立額や期間を入力し、目標を数値化するといいでしょう。
ただし忘れてはいけないのは、どんな商品でもリスクがあるのが投資ということ。資産運用にお金をつぎ込むのではなく、運用をしながらしっかりと貯蓄をし続けることも忘れないようにしましょう。リスクが怖いという人は、スピードにとらわれず、着実に貯蓄をする方がいいですね。現在と将来の生活環境を見据え、自分自身でしっかりと計画をたて、お金を上手に増やしていきましょう!
6.まとめ|低収入でも1,000万円貯める!楽しく貯める習慣と方法とは
いかがでしたか?
お金が貯まる人は決して、ケチでお金を使わないわけではありません。
無駄なお金を極力使わないような工夫や意識づけができているのです。
「死に金」なのか「生き金」なのかをキチンと見極め「生き金」しか使いません。
「お給料が少ないし貯金なんて無理!」と思っている人も、日頃の生活習慣をちょっとだけ変えてみていかがですか?
自然と節約や貯金ができるようになるかもしれません。
そして、たとえ低収入であったとしても、1,000万円貯めるという目標は夢ではないのです。
ぜひ、取り入れられる習慣から試してみて下さい。
この記事にたどり着いた方の中には貯金したくてもなかなか出来ない方、だいぶ出来る様になってきたのでもっと目標を高く持ちたいと思っている方。
状況は様々だと思いますが、いずれも「貯金」や「お金」に興味のある人だと思います。
おもしろいもので、同じ年収でも貯金額に差が出る、平均以下のお給料でも、
ちゃんと貯金が出来ている人は沢山いますし、高年収であっても貯金が出来ない人もいます。
ですから、貯金についてしっかり考えることは、お金を増やすためにもとても大切なこと。